確かに Diary 2011年06月20日 週末に愛媛へ帰り、イラストレーターのCHACOちゃんと一緒に坪内家に行ってきました。 雨がぽつぽつ。 坪内家って立派な日本建築なのに、おばあちゃん家に来たみたいな感覚でくつろげます。 全体の展示の配置を考え色んな部屋を見て回っていると、坪内家を管理している日野健三先生と坪内家の一部を版画のアトリエとして使っている森本泰二郎先生がやってきて、 「おふたりさんや、"けんぞうおじさんのピザハウス"のロゴに使う似顔絵を描いてくれんかね。」 と言いました。 そうです。 なんと坪内家には最近、敷地内にピザ釜が作られたのです。 レンガから手作りの立派なピザ釜。夏までにはきっとけんぞうおじさんの似顔絵が目印のピザ屋さんが坪内家の名物の一つになる事でしょう。 それにしてもこの和風な場所にピザ釜をつくろうだなんておもしろいおじさんたちだ。きっとこういうことができちゃうところが坪内家のみそなのである。 それから少し先生達と将来の話をしながらお茶をしました。 帰る途中、森本先生が出展されていると聞いたので砥部のミュゼ里山房によりました。 「小さなアートの物語展」です。 いくつか気に入った作品をご紹介・・・ ゆがみが心地よい。浜辺で拾った貝殻のような色です。 工藤冬里さんの作品。 俳人の山頭火の句を表現したもの。後ろ姿がほっこり。 一色昇二さんの作品。 前々から何点か見た事があり気になってたスミダヒロミさんの版画作品。とっても不思議な。 とけそうだとおもってしまう白です。遠藤裕人さんの作品。 このつぼをみればみるほどに、すいこまれそうな。 宮内太志さんの作品。 坪内家敷地内に森本先生と同じくアトリエを構えている通称"つよにい"こと西山毅さんの作品。 なんと変てこで愛しい住人たち。 そして森本泰二郎先生の作品です。 自然や生き物、モチーフは凄く変わったものではないのに新鮮な感じがします。色だろうか、目が喜ぶ。 会場にあったどの作品も心のこもったものばかりで身近だけど遠くまで連れて行ってくれるようなものがたくさんありました。 大学に入るまでじっくり作品を見に行く事をしなかったので、地元でこんな作品を作っている人たちがいることをしらなかったのです。うむむむ、楽しい。 じつは里山房にも初めていきました。 自然光の入るとてもいいギャラリーでした。 PR